リストラに遭って支払ができなくなった!

余裕を持って住宅ローンを組んだのにリストラ!

住宅ローンを利用する場合、当初は問題なく支払ができていても、途中で事情が変わって返済ができなくなるケースがあります。

Bさんは、もともと大手企業のサラリーマンで年収が1000万円以上あって余裕のある生活を送っていました。そこで、家族と相談をして4000万円の住宅ローンを組んで、念願のマイホームを購入しました。

住宅ローンは、Bさんの収入から充分返済できる金額だったので、当初は問題なく毎月の住宅ローン支払を継続しており、遅れたことはありませんでした。

しかし、住宅購入後5年の時点で、Bさんはいきなりリストラに遭ってしまいました。 会社からは一応退職金が出ましたし雇用保険もありましたが、それほど大きな金額ではありませんでしたし、家族の生活費なども必要だったので、たちまちお金に困ってしまいました。

住宅ローンの支払が困難に!

もっとも頭が痛かったのが、住宅ローンの支払いです。

もともと収入が多いことを前提に組んだ住宅ローンだったので、無収入になってしまったBさんにとっては大きすぎる負担になりました。

Bさんたち家族は、それまでに貯めた貯金や退職金を生活費に充てたり住宅ローンの支払いをしたりしました。これらが底をついたら、生命保険を解約して住宅ローンの支払をしました。

Bさんは、就職活動をしましたが、中途採用と言うこともあり、以前のように給料の高い職場は見つかりませんでした。就職活動中は収入がない状態が続いたので、徐々に住宅ローン返済が厳しくなってきました。

このままでは生活費も住宅ローンも支払えなくなるので、贅沢を言っていてはどうしようもないということで、妥協して就職したものの、収入は以前の半分程度になってしまいました。

すると、住宅ローン返済をするとほとんど生活費が出ない状態になりました。

サラ金の手を出して破綻!

Bさんは、どうしても住宅ローンの支払いができずに返済を滞納してしまいましたが、そうなると借入先の銀行から連絡があって「支払ができないなら自宅を売却するしかない」などと言われました。

Bさんは、何とか家族との生活を守りたいという気持ちが強かったので、サラ金で借金をして住宅ローンの返済に充てました。

しかし、サラ金に手を出してしまうと、今度はそちらの返済に追われるようになり、他のカードローンやクレジットカードのキャッシングにも手を出してしまい、借金がどんどん増えてしまいました。

妻もパートに出て家計を助けようとしましたが、それだけでは追いつかず、何度か住宅を手放すことも考えました。しかし、家族との大事な生活を守りたいという思いから、家を売却する決意ができず、ずるずると住宅ローン返済のための借金を重ねる日々が続きました。

このような生活が長く続くはずはなく、結局、Bさんはサラ金の借金が増え続けて住宅ローン以外に400万円にもなってしまい、消費者金融の支払も住宅ローンの支払もできなくなりました。

代位弁済が起こって競売になった!

Bさんは、借金の支払を完全に諦めて放置するようになり、住宅ローンの滞納は半年以上になりました。

すると、保証会社による代位弁済が行われて、銀行から保証会社に債権者が移ってしまいました。保証会社からは、住宅ローンの残金一括請求をされましたが、そのような高額の金額を支払うことができるはずはなく、やはり放置していました。

すると、今度は保証会社から住宅の競売を申し立てられて、家は裁判所の競売手続きにかけられてしまいました。

Bさん宅には裁判所の職員が様子を見に来ることもあり、早く退去するように言われていて、今は競落希望者の入札待ち状態になっています。

Bさんたち家族は早く引っ越し先を見つけないといけない状態ですが、一方で、家がいくらで売れるかが心配です。家が高く売れたらその分残債を多く返済出来るからです。

一般的に「競売になると売却代金が低くなる」と聞いているので、Bさんとしては「競売よりももっと家を高く売って、少しでも多く借金返済ができたらいいのに」、と考えています。

住宅ローンが払えない場合は任意売却がおすすめ
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